金持ち父さん 貧乏父さん
概要
「金持ち父さん 貧乏父さん」は、ロバート・キヨサキによるベストセラー書籍で、個人の財務教育に焦点を当てています。この本は、著者の実際の経験に基づき、2人の父親から学んだ異なる金銭哲学を描いています。1人は高学歴で安定した職に就いているが、経済的に苦しい「貧乏父さん」。もう1人は高卒ながらもビジネスで成功し、富を築いた「金持ち父さん」。キヨサキは、資産と負債の違い、投資の重要性、そして経済的自由を達成するための思考法を読者に伝えます。この本は、伝統的な教育システムでは教えられない実践的な財務知識を提供し、多くの人々に経済的な成功への道を示しています。
昨今話題のFIREブームのすべてのはじまりの1冊。すべての投資家の最初に読んで衝撃を受けるお金、投資に関する金字塔。(私にとっても忘れられない1冊です)
こんな人におすすめ
経済的自由を目指す人: 収入を増やし、資産を築きたいと考えている方に、具体的なアドバイスと実践的な知識を提供します。
投資に興味がある人: 投資の基本から応用まで、リスクを理解しながら資産を増やす方法を学びたい方に最適です。
伝統的な教育に疑問を持つ人: 学校では教えられない、実際のビジネスや投資の世界で役立つ知識を得たい方にぴったりです。
自己啓発を求める人: 自分の考え方や行動を変え、経済的な成功を収めたいと願う方に、モチベーションと具体的なステップを提案します。
義務教育の一環としてこの本をわかりやすく学ぶような授業があってもよいのではと密かに昔から勝手に感じていました。
キャッシュフロークワドラント
この本では金持ち父さんとして4つの稼ぎ方が提唱されています。この考え方こそが不労所得や投資ブームから昨今のFIREブームへと脈々と時代とともに受け継がれていて、この本を通じて自分自身がどのように生きていくのか徹底的に向き合うことが、この本が与えてくれる示唆なのだと思います。20代の私は、会社員に就職してからの私はすべての働き方に挑戦してみることにストイックにこだわっていました。結果、カフェ企業やクリエイター、マーケティング支援などの活動を通じてすべてを経験することができました。このマインドになれたのも、すべてこの本がはじまりまりです。
- E(Employee:従業員)
- 特徴: 会社に雇用され、給料をもらう一般的な働き方です。時間と労力を提供し、その対価として収入を得ます。
- メリット: 社会保障が充実している場合が多く、安定した収入を得やすい。
- デメリット: 収入の上限が会社に左右されやすく、パッシブインカムを得にくい。労働時間を増やしても収入は比例して増えないことが多いです。
- S(Self-employed:自営業者)
- 特徴: 個人事業主やフリーランスなど、自分で事業を立ち上げて働く人です。スキルやサービスを提供し、対価を得ます。
- メリット: 自由な働き方ができ、自分のスキルやアイデアを生かせる。
- デメリット: 収入が安定せず、事業の成功は自身の努力に大きく左右される。また、経費や税金などの負担も大きい場合があります。
- B(Business owner:ビジネスオーナー)
- 特徴: 会社を経営し、システムや組織を構築して利益を生み出す人です。従業員を雇用し、事業を拡大することもあります。
- メリット: 収入のポテンシャルは非常に高く、資産を築きやすい。
- デメリット: 事業の成功には多大な努力とリスクが伴う。経営に関する知識や経験が必要となります。
- I(Investor:投資家)
- 特徴: お金を運用し、資産を増やすことを目的とする人です。株式、不動産、債券など、様々な資産に投資します。
- メリット: 収入源を多角化でき、不労所得を得やすい。
- デメリット: 投資にはリスクが伴い、損失が出る可能性もある。市場の変動に左右されやすいです。
最後に
世間一般のみんがあゆむ大学を卒業して、会社員になって、働いている人がほとんどだと思う。本を読んで、起業家とか投資家になれっていわれても、イメージがわかないかもしれない。それでも私が思うのは、人生には、本当にいろんな生き方といろんな稼ぎ方があって、たとえ会社員だったとしても、ほかの稼ぎかたを求めることは、自分自身の挑戦と気力さえあれば、いつからでもできると思う。今どういう稼ぎ方でどういう風に働いているかは、人それぞれだと思うけれども、自分の殻を破って、ひとりでも多くの日本人が、いろんなことにチャレンジしてほしい。そう、切に願います。