中国観光ビザ一発申請!3つの落とし穴に注意
激ムズ!中国観光ビザの3つの落とし穴
とりあえずパスポートOK。申請書類を書いて申請。それでいいんだよね?なんて軽い気持ちで思ってた?でもそれは間違っている。そういえば、今まで人生振り返ると中国出張行った時もそうだし、駐在するにあたっても就労ビザもそうだった。ほかのいろんな国がある中で、中国が群を抜いてビザとか申請書類の要件が厳しい。そもそもあれ、中国ってビザ必要だったっけ?みたいなお話から始めたいと思う。もともとは。 2週間以内の出張や観光であればビザは不要だったのだが、しかし。コロナが起こり、それから日中関係などいろいろなことを鑑み。2024年10月今現在、あらゆる目的の中国滞在にビザが必要になってしまったのだ。中国に観光で行く人というのは少数派かもしれないが、しかしやはり中国に魅力を感じる人たちが一定数いるのもまぎれもない事実。そんな人たちが観光ビザを取るにあたって、手戻りをくらわないように。やり直しをくらわないように。一発合格!?でビザを習得できるようにこの記事を書き残したい
いろいろな国にいきましたが中国は本当に要注意。すべてが厳格で本当に厳しい…
ビザ申請準備物、料金、場所
必要書類
パスポート: 有効期限が6ヶ月以上残っているもの。
パスポートのコピー:1部
証明写真: 6ヶ月以内に撮影されたもの。48mm x 33mm、背景は白。1枚。
ビザ申請書: オンラインで作成し、印刷したもの。
往復航空券の予約確認書: eチケット控えなど。
宿泊先の予約確認書: ホテルの予約表など。知人宅に宿泊する場合は、招聘状とその知人の身分証明書のコピーが必要。
料金
普通申請(4営業日): 8,000円
加急申請(3営業日): 14,000円
特急申請(2営業日): 17,000円
中国ビザ申請サービスセンター(東京)
住所: 〒135-0063 東京都江東区有明3-7-26 有明フロンティアビルB棟12階
電話: 03-3599-5515
Eメール: tokyocenter@visaforchina.org
アクセス方法
最寄り駅: 国際展示場駅または東京ビッグサイト駅
新宿駅からのアクセス: JR埼京線新木場行きに乗り約30分
2024年10月1日にビザセンターにいったら中国の大型連休国慶節とぶつかってしまい休業中でした。ここ日本じゃんという冷静な突っ込みは不毛。中国の連休やカレンダー要チェックです(涙)*切実な実体験
中国渡航ビザが不要な国(参考)
世界最強パスポートの日本人がいけなくて逆にビザなしで中国行けちゃう国はどこだよ!と好奇心で調べてみました。
15日間のビザ免除: フランス、ドイツ、イタリア、オランダ、スペイン、オーストリア、ベルギー、ハンガリー、アイルランド、ルクセンブルク、スイス、マレーシア、ニュージーランド、オーストラリア、ポーランド
30日間のビザ免除: シンガポール、セーシェル、バハマ、フィジー、グレナダ、モーリシャス、モルディブ、サンマリノ、セルビア、トンガ
特定の条件下でのビザ免除: ロシア、アゼルバイジャン、トルクメニスタン(認定旅行代理店によるツアーグループでの旅行時)
*2024年10月現在
ビザを免除されている国=中国と友好な国であるということがみてわかる。ビザひとつでも国際情勢が見えてくるの面白いな。日本と中国の関係が政治的にもっと良くなれば、またビザ免除に戻るのかな?
落とし穴①営業前から長蛇の列にビビる
いったい何の人気店ですか?ってぐらい人が並ぶ並ぶ。この人、中国にいくのみたいな人たちがわんさか。有明フロンティアビルB棟12階のエレベーターのドアが開いた瞬間、絶望の表情に、全員が変わる。お勤めの方は難しいかもですが、なるべく朝一で窓口に行きましょう。そして可能であれば。営業開始は 9時なのですが、その1時間前に並ぶと安心です。みんなスマホをいじって待ってますが、本を持って行くなど、並ぶ覚悟での過ごし方を事前に考えるともっといいかもしれません。職員さんも相当に業務慣れしているのに、流れ作業のように進んでいきます。
私の実体験ですが8時に並び、8:45分に入場、09:30には申請完了!(2024年10日7日)
落とし穴②写真要件が厳しすぎて唖然
基本的な要件はパスポートで必要な写真と認識ですが、さらに厳格なのが中国流。こういうのってコロコロ変わったりするので、ぜひ皆さん、まずは公式サイトを見てください。情報サイトや個人ブログは、公式サイトからわかりやすく作ってますが、基本は中国政府の公式サイトが、全ての情報をもとになりますので。
私がちょっと厳しいなあと感じたポイントは3つあります。ひとつ目は、おでこが80%でていないとダメ。謎ルール。写真屋さんに言われた。髪で隠さない。これは基準があやふやです。 ふたつ目は、顔の大きさが厳密に決まっている。パスポートより厳しい。 3つ目は。白背景が必須よく、日本だと青背景も公式に認められる。中国の場合は白背景。細かいことですけれども、服の色が白だと背景と同化してしまうので不可。必ず色が付いた。服着て写真撮影に臨みましょう。
自動証明写真機もあるにはあるのですが、もしも時間とお金にゆとりがあるのであれば。ビザ写真慣れしている写真館などで撮影するのが安心です。一応写真を満たさなかった人のために。窓口のすぐ横に自動写真館もあるにはあります。あんまりお世話になりたくはない。そしてコピー機もあります。
この脱落者をだしたい中国政府側の執念のようなものを感じるのは私だけ…!?
落とし穴③書類要件が細かい、細かすぎる
オンライン申請の記入ボリュームが多い。緊急連絡先はわかる。なぜ上司の名前と連絡先まで必要?航空券、ホテル予約が確認できるもの。同行者がいる場合(今回の場合は観光で友人となのでYes)はその航空券情報も提示。そこまで必要なのか。
申請書の作成:
パスポート情報: パスポート番号、有効期限、発行国などを入力。
個人情報: 氏名、生年月日、性別、出生地、国籍などを入力。
渡航情報: 中国への到着日、滞在期間、滞在先の住所などを入力。
職業情報: 現在の職業、勤務先の住所、連絡先などを入力。
渡航履歴: 過去の中国への渡航履歴を入力。
写真のアップロード: 規定に合った証明写真をアップロード。
確認と送信: 入力内容を確認し、申請書を送信。
オンライン申請が途中からページが進まず、、、ブラウザをGoogleChromeにしたら無事にできました。ちなみに、私の親友は日本のJapanと選ぶべきところ誤ってJamaicaを選択。やり直しをくらったそうです。(なんでJamaicaやねん!!!)
ビザ受け取りリアルレポート
2024年10月7日に加急申請で申請して10月10日に受け取り。受け取り引き換え票には、15:00-16:00の間にとりに来ることと明記。絶対に混むだろうな、と直感的に悟り、少し早めに14:45にたどり着きました。警備員さんから紙の番号を受け取り並びます。(ハイテク国家なのにこのあたりの運用はアナログ…)人だかりがあまりにすごすぎたので(え?待って…250人待ちってどういうこと!?)「警備員に何時間かかりますか?」と尋ねると2時間ほどとのこと。絶望にたたされつつ、どうしようもないため、待って待って待って17:00あたりに無事に受け取ることができました。時間に余裕がなさそうな会社員風の人が何人も「まだ後日取りに来ます」とあきらめて帰る人が何人かいましたが、できる限り前後の余裕をもってビザを受け取りに来ましょう!
来週中国ビザ申請に行くので、この記事を見れてよかったです。証明写真そんなにルールが厳格なんですね。気を付けます。